安部若菜がNMB48で描く未来

　私自身、NMB48に加入した当初は「20歳になったら卒業しよう」というつもりでした。
でも20歳になってみたら「まだまだやりたいことがある」と思って、そんな気はなくなっていました。
昨今は「もっと本を書きたい」「もっといろんな作品をつくりたい」という思いがいっそう強くなっています。

　NMB48は、そうした目標をかなえやすい場所。いろいろなチャンスをもらえて、やりたいことに挑戦させてもらえる恵まれた環境です。
なので、その環境に感謝し、まだまだここで頑張ります。

　そうした思いが強くなった一つのきっかけは、私も大好きなYMO（イエロー・マジック・オーケストラ）で活躍した音楽家・坂本龍一さんの訃報（ふほう）でした。
「芸術は長く、人生は短し」という、坂本さんが好んだという言葉です。

　すぐれた芸術作品はずっと残る。

　わたしもアーティストのはしくれとして、そんな作品を生み出し、あるいはかかわっていくことができたらとても幸せなことだと思います。

　そのためには、まず2冊目に取りかからないと！